
こんにちは。switchです。
化粧品会社でWeb担当者をしています。
今回はWordPressで美容室のホームページを作成する方法第6回、トップページ編です。
美容室のホームページを自作したい方向けに優しく解説していくシリーズです。WordPressなら難しいコードを使わなくても自由にカスタマイズができるので、あなた好みのホームページを無料で作ることができます。
第1回から読みたい方はこちらをご覧ください。
・WordPressで美容室のホームページを作成する方法(第1回 完成までのロードマップを解説)
僕は会社のホームページは WordPressを使っていて、 WordPressテーマは「AFFINGER6」を使用しています。「AFFINGER6」はカスタマイズ度に優れていて、ブログサイトのみならずコーポレートサイトでも使い勝手の良いテーマなので公私共に愛用しています。
WordPressテーマ「AFFINGER6」が気になる方はこちらをご覧ください。
目次
トップページには「こだわり」を記載する



トップページはサイトの玄関になります。このサイトは何屋さんで、どんな「こだわり」のあるお店なのかを紹介するページになります。サイト全体の中でも一番重要なページになります。ここで興味を持たれなかったら、サイトから離脱されてしまうのでしっかり作り込みましょう。
トップページに記載するもの
・あなたのサロンの「こだわり」
・EAT
それぞれ解説します。
サロンの「こだわり」


「こだわり」はあなたのサロンの売りであり、他の美容室にはないこんなサービスをしていますよ!っていうアピールです。
「カットの技術に自信がある」「トレンドを取り入れるのが得意」「ヘアカラーのバリエーションが豊富」「髪が傷まないヘアカラーやパーマができる」「ツヤの出るトリートメントメニューがある。」「ヘッドスパが得意」「お店の内装がカッコイイ」
など色々あると思います。
その「こだわり」を分かりやすくトップページに記載しましょう。
EAT
次にEATを解説します。

A : Authoritativeness(権威性)
T : Trustworthiness(信頼性)
のことです。

EAT とはGoogleがサイトを評価する基準として3つの要素を重視しています。
「Expertis(専門性)」「Authoritativeness(専門性)」「Trustworthiness(信頼性)」の3つです。この要素がサイトに多く盛り込んであるとGoogleは価値のあるサイトだと判断して検索結果を上位に表示します。
2021年も重要な対策の一つで今後も EAT の重要性は変わらないと思います。トップページだけじゃなくサイト全体にも係わりがあります。特にトップページに EAT の要素を盛り込んでいきましょう。
美容室のSEO対策を徹底解説(2021年度最新版)の詳細はこちら
EAT それぞれ解説しますね。
Expertise (専門性)
Expertis(専門性)はこのサイトのコンテンツが専門的になっていて、課題を抱えてるユーザーに価値あるコンテンツを提供していることをいいます。


例えば、髪質に悩んでいるとします。「髪質改善」でGoogle検索した時、1ページで髪質改善のことが書いてあるサイトと3ページで書いてあるサイトのがあったとしたらどちらが専門性の高いサイトと思うでしょうか?


1ページで書くよりも3ページで書く方が網羅的に書くことができます。
例えば「髪質改善をする方法」というまとめページで書いて、「髪質改善をする方法(ヘアケア編)」、「髪質改善をする方法(食事編)」「髪質改善をする方法(睡眠編)」とまとめを詳細で支えるように網羅的にページを作ると1ページで書くよりも相対的に専門性のあるサイトが作成できます。
これをSEO内部対策ともいいます。
SEO内部対策をもっと詳しく知りたい方は「美容室のSEO対策を徹底解説(2021年度最新版)」で解説していますので併せて読んでください。
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なのでトップページにはサービスの概要を記載して、それぞれ詳細ページをリンクで貼るようにします。一つのテーマでも網羅性のあるようにコンテンツ設計していきます。
Authoritativeness (権威性)
Authoritativeness (権威性)とはそのコンテンツが第3者からの評価を受けているかどうかのことを言います。


雑誌の紹介は大手の出版社じゃなくても地域のタウン誌でも大丈夫です。また雑誌の他には肩書きも有益です。例えば美容系の○○協会理事など美容系グループの役職もあれば掲載するといいと思います。
現時点で何もなければ大丈夫です。後で紹介してもらったり、肩書きがついたらサイトに盛り込んでいきましょう。
もう一つ権威性を高める方法として「被リンク」と「サイテーション」があります。


「被リンク」とはあなたのお客様が、あなたのサロンのサービスに満足してリンク付きでSNSやブログに掲載してもらうことを「被リンク(リンクを貼ってもらう)」と言います。もしそのお客様がある分野で有名で、ブログのPV数が多かったり、SNSのフォロワーが多いお客様の場合は価値の高いリンクとしGoogleは判断します。
「サイテーション」とは「被リンク」と同じで、SNSやブログに書いてもらうことを言います。「被リンク」と違って言及だけでも大丈夫です。SEO効果は「被リンク」の方が高いですが、「サイテーション」も確かな効果があると言われています。
「被リンク」「サイテーション」ともにWeb上の紹介という意味です。リアルな美容室の紹介も価値が高いですが、Webでも同じことが言えます。
「被リンク」と「サイテーション」などのSEO対策について詳しくはこちらをご覧ください。
美容室のSEO対策を徹底解説(2021年度最新版)の詳細はこちら
Trustworthiness (信頼性)
Trustworthiness (信頼性)はそのそのサービスを受けるのに信頼できるかどうかの指標です。
ちゃんとした会社かどうかです。具体的には店名、経営者名、電話番号、住所、メールアドレスなどです。信頼性は運営者情報なので別回の「会社概要編」で解説します。またサイト上のことだと「SSL化」だったり、「プライバシーポリシー」も信頼性の指標となります。
トップページの信頼性で重要なのは「お客様の声」です。
「お客様の声」は商品・サービスの信頼性を図る上で、重要な指標となります。意外とお客様の体験を載せていない美容室のホームページが多いです。ここはしっかり作り込んでおいた方が良いです。
以上が「EAT」の解説です。
トップページの作成

ではトップページを作成してみましょう。
まずは先に完成したものから。
ヘッダー画像の下からコンテンツが始まるイメージです。
まずは設定から

「設定」>「表示設定」をクリック。

①「固定ページ」にチェック
②「トップページ」を選択
③最後に「変更を保存」をクリック

変更が完了すると、固定ページ一覧で「トップページ」に「フロントページ」と表示されます。表示されていればOKです。設定完了。
トップページにコンテンツを入れる
設定が終われば、実際にコンテンツを入れていきます。

このようなカンジでコンテンツを足しました。
この先も続きますが、リンクで次のページに送客していくことも併せて紹介しますので次回解説します。
まとめ

では今日のまとめ。
まとめ
・トップページには誰の痛みを解決するのか?を考える。
・痛みを解決できる根拠を提示する。
・専門性・権威性・信頼性が重要。
・SEO内部対策でトップページから各ページに送客する。
・固定ページをフロントページに設定するには表示設定をすること。
でした。
次回はトップページの後半とリンクの使い方を解説します。
それではまた。