美容室やエステサロンの集客を始める時、何も考えずに、ホームページを作ったり、ブログを書いたり、SNSをやったり、ホットペッパービューティの契約をしていませんか?行動することは大切ですが、何も知らずに行動するのはリスクがあります。「SNSやらなきゃ!」と焦って、成果の出ないSNS代行会社と契約して、結構なお金を払って一人も集客できなかった・・・」なんてことをよく見かけます。
集客を始める前に人はどうやってサロンを探して、予約するのかを知りましょう!
人はどうやってサロンを探し、予約に至のでしょうか?
ほとんどの人がGoogleを使います。
多くの人はGoogleの検索画面を使い、サロンを探して予約します。なのでGoogleの検索結果に基づいて、集客を行うことが大切です。いきなりポータルサイトやSNSを始めても、思うような結果は得られません。まずはGoogleについて理解することから始めましょう。
人はどうやってサロンを探すのでしょうか?今はほとんどの人がインターネットを使ってサロンを探しています。そのほとんどがGoogleかYahoo!の検索エンジンを使って探しています。Yahoo!はGoogleの検索エンジンを使用しているので、実際はGoogleの検索エンジンをほとんどの人が使ってサロンを探していることになります。
「恵比寿 美容室」とGoogleの検索窓に入力します。すると、下ように恵比寿検索結果が得られます。
検索結果の上部には店名と店がある場所が分かる地図が表示されます。その下には約10件ほどの「恵比寿 美容室」の検索に最適だと思われるコンテンツをGoogleが選んで検索した人に表示されます。
この検索結果のページのことを「SERPs」(サープス)と言います。
SERPsとはSearch Engine Result Pagesの略のことで、ユーザーがGoogleの検索エンジンを使って課題を解決する時、検索ワードを入力して得られた検索結果のページのことをいいます。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の登録があれば、誰でも無料で使うことができます。「恵比寿 美容室」のように地域名が入る検索をローカル検索といい、サロンのような店舗ビジネスにはローカル検索に対応した施策が必要となります。それがMEO対策で、Googleビジネスプロフィールを作り込めば、検索結果で上位表示することができます。
※Googleビジネスプロフィールを最適化する方法は近日中に公開します。
そしてSEO対策ですが、検索結果下部に表示されるコンテンツですが、上位に表示されればされるほど、クリックされる率が上がります。これを別名でCTR (Click Through Rate)ともいいます。Googleが毎年、検索結果ページのCTRのスコアを公開しています。検索結果は1ページ目で約10個表示されます。そのクリックされる割を数字で教えてくれます。
順位 | CTR |
---|---|
1 | 13.94% |
2 | 7.52% |
3 | 4.68% |
4 | 3.91% |
5 | 2.98% |
6 | 2.42% |
7 | 2.06% |
8 | 1.78% |
9 | 1.46% |
10 | 1.32% |
SEOでは上位表示されるほどクリックされる割合が高くなります。例えば「恵比寿 美容室」の月間lの平均検索回数は2,400あります。検索ボリュームツールを使えば調べることができます。
先程のCTRの表からSEO順位 1位だと13.94%であることから1位であれば、2,400✖️13.94%=334.56となり、「恵比寿 美容室」というキーワードで1位に表示されると平均で月間334人の人がクリックされるということです。上位に表示されると検索され、予約される確率が高いということになります。
順位 | CTR | 月間平均検索回数(四捨五入で表記) |
---|---|---|
1 | 13.94% | 335回 |
2 | 7.52% | 180回 |
3 | 4.68% | 112回 |
4 | 3.91% | 94回 |
5 | 2.98% | 72回 |
6 | 2.42% | 58回 |
7 | 2.06% | 49回 |
8 | 1.78% | 43回 |
9 | 1.46% | 35回 |
10 | 1.32% | 31回 |
ポータルサイトは大企業が運営する紹介サイトです。飲食でいえば「食べログ」が有名ですよね。美容でいえば、ホットペッパービューティ、楽天ビューティ、ビューティパークなどがあります。大企業サイトは多額な資金を使ってSEO対策を行うので、いずれも検索結果で上位に表示されます。広告費はかかりますが、それは必要経費と思って、ポータルサイトの運営に取り組むことがよいでしょう。集客はまず結果。結果が出ればやる気が出たり、次の景色も見えてくるので、SERPsの画面に沿った対策、Googleビジネスプロフィール、ポータルサイトから始めましょう。