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ホットペッパービューティのサロンページ作成方法を解説(クーポンメニュー編)

ホットペッパービューティで集客効果を最大化するにはページの作り込みが大切です。最初はリクルートの担当者さんがある程度は作ってくれますが、より集客効果のあるページにするには、自分でサロンページを作り込む必要があります。とはいえ実際にどのようにページを作ったらいいのか分からないですよね?集客効果のあるホットペッパービューティのページ作成方法を解説します。今回はクーポンメニュー編です。

本記事で得られるもの

集客効果のあるクーポンメニューの作成方法が分かります。

今回の解説は「クーポンメニュー編」です。集客に強いホットペッパービューティのサロンページ作成のロードマップを知りたい方はまずこちらの記事をご覧ください。

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サロンのメニューを棚卸する

クーポンメニューを作成する前に、まずはあなたのサロンにどんなメニューがあるのかを今一度棚卸をします。今使っているメニュー表以外にもメニューがないか確認しましょう。今は売れていないメニューでも、掲載すると売れるメニューもあります。

ホットペッパービューティは掲載店も多いので、ユーザーに発見してもらうには、特徴のあるメニューが重要です。カットひとつとっても、メニュー名を「カット」にするのではなく、「髪質改善ヘアエステ+カット」など、サロンの特徴であるトリートメントをセットにしたメニューを作っていきましょう。

・カット ⇨ 髪質改善ヘアエステ+カット

・カット+カラー+トリートメント ⇨ カット+ダメージプロテクト+潤ツヤトリートメント

ただのカットだけをメニューにすると、単価が¥4,000などで終わってしまいます。あなたのサロンの特徴であるトリートメントやヘッドスパなどをセット化すると、¥6,500などになったりします。ホットペッパビューティのユーザーは課題や検索意図を持ってサロンを探します。ユーザーが探しているメニューを「ここにありますよ!」と発見してもらうようなメニューを作成しましょう。

またホットペッパービューティは掲載料もかかります。広告コストに見合うパフォーマンスを出していくにもユーザーに魅力があり、単価UPを見込めるメニュー構成にしていきましょう。

また魅力のあるメニューを打ち出す他に、実はその地域にないメニューやサービスを掲載することも重要です。

例えば、「着付け」や「七五三」など、意外とホットペッパービューティ掲載店でそのサービスをやっていなくて、その地域で需要のあるサービスだったりします。あなたのサロンにそんなサービスがあるかもしれないので、棚卸しをしながら、その地域の他店の情報を収集しておくと良いです。

キーワードリストでメニューを作成する

メニューの棚卸しができたら、次にメニューを作成していきます。

メニューを作成するポイントは実際に検索されているキーワードをメニュー名に含めることです。

ポイント

・メニュー名は実際に検索されているキーワードをメニュー名に含める

美容師さん
どうやって検索されているキーワードを調べたらいいの?
サジェストキーワードツールと検索ボリュームツールを使います。
switch

ユーザーがホットペッパービューティでサロンを探すとき、ホットペッパービューティのサイトに直接入って探す場合と、キーワードを入力してGoogle検索からホットペッパービューティのサイトに入ってくる場合があります。リクルートの方曰く、Google検索でサイトに入ってくる方多いそうです。

例えば、「東京 髪質改善」や「恵比寿 ヘッドスパ」などGoogleの検索窓に入力して、そこからホットペッパービューティのページに入っていき、「東京 髪質改善」「恵比寿 ヘッドスパ」のキーワードを含んだサロンページやメニュー名を載せているサロンの一覧が検索結果に表示されます。

恵比寿周辺でヘッドスパができるサロンを探すユーザーは「恵比寿 ヘッドスパ」というキーワードで検索します。

ホットペッパービューティはSEOに強いので、検索結果のトップに「恵比寿駅周辺のヘッドスパが自慢のサロン」というホットペッパービューティの記事が表示されます。

「恵比寿駅周辺のヘッドスパが自慢のサロン」をクリックすると「恵比寿 ヘッドスパ」というキーワードを含んだサロンの一覧が表示されます。ユーザーはこの中からお目当てのサロンを探し出します。

検索されていないキーワードを使っても検索結果に表示されないので、あなたのサロンがユーザーに発見されにくくなります。なので検索されているキーワードを使う必要があります。その検索されているキーワードを調べるWebツールがあり、それがサジェストキーワードツールと検索ボリュームツールです。

サジェストキーワードツールとはユーザーがGoogle(Yahoo!も同じ検索エンジンを使用)でこんなキーワードを使って検索してますよと一覧で教えてくれるツールで、検索ボリュームツールとはその検索されているキーワードの月間検索数を教えてくれるツールです。

おすすめのWebツールは

の2つです。

この2つのツールを使ってキーワードリストを作成します。例えば「ヘッドスパ」というキーワードでリストを作成すると、以下のようなキーワードリストを作成することができます。

それぞれ、実際に検索されている「サジェストキーワード」とそのキーワード毎の月間の「検索ボリューム数」を一覧にした表ができます。これを使うと検索結果に表示されやすい、ユーザーに発見してもらいやすいクーポンメニューを作成することができます。

ホットペッパービューティのサロンページを作成するときに役立つキーワードリストの作成方法はこちらの記事をご覧ください。

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キーワードリストの作成には、かなり時間を使います。リストを完成してからクーポンメニューを作成すると一向にページが完成されないので、とりあえずクーポンメニューは作りつつ、日々リストを作りながら、メニューを更新していきましょう。

クーポンメニューの作成

クーポンの作成は契約時にもらえるガイドラインに沿って作成しますが、ポイントがあります。

クーポンメニューの作成ポイントは3つあります。

ポイント3つ

・セットメニューにする

・アイキャッチ画像を入れる

・「新規」「再来」の価格を2種類作成する

セットメニューにする

クーポンメニューには、アラカルトメニューをクーポン価格にするのではなく、ヘッドスパやトリートメントと抱き合わせてセット化にましょう。ただのカットだけではなく、「カット+髪質改善ヘッドスパ」「カット+ダメージプロテクトカラー+潤ツヤトリートメント」とサロンの特徴あるメニューをセットにしましょう。

クーポンメニュー名もキーワードリストを使って、実際に検索されているキーワードを使うと検索結果でもヒットしますので、リストを参考にしながらメニュー作成しましょう。

アイキャッチ画像を入れる

クーポンの掲載欄に画像を入れるところがあります。メニューにそのメニューをで仕上がったスタイルを写真に掲載しましょう。アイキャッチとは「目をひきつけるもの」という意味で、クーポンを詳細に見てもらうためのちょっとしたテクニックです。

アイキャッチを入れるか入れないかでそのメニューのACR(クーポンページを観た人が、実際に予約に至った割合)が変わってきます。仕上がった写真、もしくは施術写真でもいいと思います。

「新規」「再来」の価格を2種類作成する

「新規」と「再来」の価格を2通り用意します。こちらはリクルートの担当者の方に言われているかもしれませんが、追加で作成したメニューなどにも必ず、「新規」と「再来」の2種類の価格構成にしましょう。ホットペッパービューティの目的は新規の方にリピートしてもらうことが重要です。

まとめ

今回の集客効果のあるホットペッパービューティの「クーポン・メニュー」の作り方のまとめです。

・サロンのメニューを棚卸しする

・キーワードリストを作成する

・キーワードリストを元にメニュー名を作成する

・メニュー作成のポイントは3つ

 ①セットメニューにする

 ②アイキャッチ画像を入れる

 ③「新規」「再来」に価格を2通り用意する

魅力のあるメニューはACR(クーポンページを観て人の内、予約に至った割合)を上げることに有効です。ユーザーの悩みを解決できるような魅力のあるメニューを作成しましょう。

今回は以上です。それではコツコツ作業を積み重ねましょう。

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